リノベーション工事の流れを追う
毎度お世話様です。
そして、お久しぶりで御座います。
前回の更新から一か月。。
いよいよ内装が仕上がりまして、皆様にお届けできる状態になりましたので、是非ご覧いただけますと幸いです。
また、こちらのリノベーション工事の流れを追った記事が大変多くの方に見て頂いておりました用です。
有難うございます!(^^♪
前回の記事では、内部木工事が完了し、外壁漆喰仕上げが完了致しました。
今回は内部のクロス工事から様々な仕上げの工程をお見せしていこうと思います!
- 戸建て性能向上フルリノベーションの流れ 工事前準備について
- 戸建て性能向上フルリノベーションの流れ① 解体工事から木工事へ
- 戸建て性能向上フルリノベーションの流れ② 木工事に入る前の調整について
- 戸建て性能向上フルリノベーションの流れ③ 木工事の床や壁下地と床断熱について
- 戸建て性能向上フルリノベーションの流れ④ 木工事と壁断熱吹付について
- 戸建て性能向上フルリノベーションの流れ⑤ 木工事と外負荷断熱施工について
- 戸建て性能向上フルリノベーションの流れ⑥ 木工事の床仕上げと外壁漆喰塗り
- 戸建て性能向上フルリノベーションの流れ⑦ 木工事完了と外壁仕上げについて
- 戸建て性能向上フルリノベーションの流れ⑧ 内部仕上工事~完成へ←いまここ
- 戸建て性能向上フルリノベーションの流れ⑨ 完成とビフォーアフター
内部仕上げ工事
内部の仕上げ工事は複数あります。
まずは今回の工事の仕上げ工事一覧がこちら
クロス工事
タイル工事
塗装工事
確認作業~ハウスクリーニング
住宅設備器具工事
電気照明器具工事
畳み敷き込み
エアコン工事
カーテン工事
床ワックス仕上げ
結構一杯あるんですよね。
せっかく見て頂いている方に一つ一つ簡単にご説明していきますね!
クロス工事
下地パテ処理2~3回
まずはクロス工事ですね。
木工事が終わったらクロス工事という流れが一般的でもあるかと思います。
壁紙クロスと言っても下地のボードにそのままのりでくっつけることができるわけではないです。
このようにパテで壁のデコボコを無くしていきます。
当然ボードは釘でくっついているわけですからその穴や、ボードとボードの境目の隙間を埋めていきます。
一度やったら乾かし、再度塗まして平らにしていきます。
一番大事な作業で、素人がDIYでクロスを貼るのが大変なのはここの部分です。
職人さんの手腕がここにでてきます。
クロス施工
写真はクロス工事が終わり、少し進んだ状況ですはありますが、パテ処理の写真と同じ部分の写真です。
どうでしょう?
一気にイメージ変わりませんか?
今回はクロスはクロスでも、表面が珪藻土になっているクロスです。
珪藻土は嫌な臭気や調湿効果がありますので、住環境において非常に優れた効果があります。
真っ白なクロスはとても清潔感があり、第一印象がとても良い、飽きもこないシンプルなデザインに仕上がります。
タイル工事
キッチン 壁面ボーダータイル
クロス工事が終わると、その他の仕上げ工事にとりかかります。
キッチンの油汚れや、水汚れをはじいてくれるように、今回はボーダータイルをはりました。
左官屋さんの手元には色々な道具が!
状況みて使い分けるんですね~
今回使用したグレーのタイルは、色との組み合わせが非常によく、更に無垢材との色合いもバッチシです。
デザインにワンポイント入れるにはオススメですね
*暗くてすこしわかりずらいかな・・・
後ほどの記事で完成写真を載せますので是非そちらもご確認お願いします!
この他にも玄関でもタイルを使用しています!
塗装工事
ウレタン塗装
通常クリーニング前の床養生がまだある段階で行っていますが、乾燥して仕上がった状態の写真を載せています。
表面にウレタンの層をつくる塗装なので、ある程度の傷ができにくく、艶がでてくる塗装です。一般的には家具などに用いられる塗装材です。
また、水が木部にしみこまないため、非常に耐久性があがります。
当社では、カウンターにすべてこの塗装をほどこしていきます。
確認作業~ハウスクリーニング
ここでいよいよ、内部の床養生などをはがしお家の全貌がみえてきます!!
写真は現場監督がハウスクリーニングをするために床養生をはがしているところです!
綺麗な赤松の床が見えてきています。
仮住まいの方にいたお施主様にも同時進行でみて頂いています(笑)
その他にも後片付けやどこかに傷がついていないかを一緒に確認します。
夕方ごろ片付まで終わり、次の日にハウスクリーニングに入れる状況にしました。
ここまで終わるとやっとひと段落つけるような感じでしょうかね。
とても達成感のある日になります。
養生をはがすとこんなにかわる
雰囲気が一気に変わりますね!
その後、クリーニング屋さんに、床~天井、窓や水廻り、お家中を隅々まで綺麗にして頂きました。
住宅設備器具工事
トイレ、洗面化粧台等をとりつけていく工程ですね!
トイレの手洗いは少し工夫。
こんな風に信楽焼の陶器を洗面にしています!
この柄はお客様に選んで頂きましたが、青のお花の柄で綺麗にまとまっていますね。
大成功の柄でした。
電気照明器具工事
電気照明器具を取り付け、いよいよお家に明かりがつきます!
いっきに住める状態になるわけですね。
この記事でもご紹介させて頂いている、LDKの造作照明の写真です。
表面のワーロンというアクリル板を通してLEDの光がとても柔らかくなっています。
照明はLDKやキッチンなどは、その空間の雰囲気をつくる大事なポイントです。
こだわりをだすのも良いかもしれません。
ただ、寝室の照明については、しっかりとした照度と、実用性を重視しても良いのかもしれません。
写真のカウンター右側が作業スペースとなりますが、ここにも手元を明るくするための照明がついています。
ポイントで用意しておくと、実用性があがります!
畳み敷き込み
このお家は、長い歴史を引き継ぐために既存の座敷を残し、床の下地からすべてと天井の板を直しました。
クリーニング終了後、ここに畳を敷きこんでいきます。
こんな感じ!
一気に和室としての雰囲気がでてきますね。
綺麗ないぐさ色で畳みの縁は少し細いデザインにすることで、やぼったくならないように工夫しています。
エアコン工事
写真はLDKのエアコンを取り付けている段階ですね。
その後お家全体を温めましたが、次の日現場にきたときに、外は16℃前後でしたが、室内は32℃(エアコン28℃設定)でした。
さすがに暑くて作業ができなかったので、23℃に設定しましたが、それでも一度温めた室内の気温が下がらないため、窓を全開にして作業していました。
23℃設定で数日運転してもLDKで23~26℃、お家の一番端っこのへやでも20℃以上はキープしていました。
非常に温かいお家に仕上がりました。
カーテン工事
こんな風に仕上がった段階でカーテンを施工していきます!
レールを壁につけるときなんかは、やはり一人じゃ施工は難しいですが、なんなく取り付けていくので、やはりプロですね。
雰囲気が一気に変わるタイミングですが、完成写真を後ほどご紹介しますので、そちらでご確認お願い致します。
床ワックス仕上げ
毎度恒例。
床、棚板に無垢材の保護ワックスを現場監督が塗っていきます。
床の傷などの確認、補修作業と合わせて進めていきます。
写真にもありますとおり、必要なものは塗料と雑巾と手袋、養生用のテープだけです。
あとは結構しんどいのである程度の気合を前日のうちに用意してください。
ワックスの塗り方など細かいことは、以前記事にもしていましたのでそちらをご参照くださ
い!
当然棚も一枚一枚全てぬりこんでいきます。
次回最終回
ここまでご閲覧頂きまして誠に有難うございます。
7月から進めていたこの記事も次で最終回になります。
次回は完成写真をもともとのお家との比較をした、before afterでお届けいたします。
また、ここまでたくさんの方に見て記事を見て頂きまして有難うございます。
さらに、お忙しい中、お家造りをまとめ上げたお客様にもご称讃を送りたいと思います。
それでは近いうちに次回の記事を上げていきますので、どうぞご確認お願い致します。
- 戸建て性能向上フルリノベーションの流れ 工事前準備について
- 戸建て性能向上フルリノベーションの流れ① 解体工事から木工事へ
- 戸建て性能向上フルリノベーションの流れ② 木工事に入る前の調整について
- 戸建て性能向上フルリノベーションの流れ③ 木工事の床や壁下地と床断熱について
- 戸建て性能向上フルリノベーションの流れ④ 木工事と壁断熱吹付について
- 戸建て性能向上フルリノベーションの流れ⑤ 木工事と外負荷断熱施工について
- 戸建て性能向上フルリノベーションの流れ⑥ 木工事の床仕上げと外壁漆喰塗り
- 戸建て性能向上フルリノベーションの流れ⑦ 木工事完了と外壁仕上げについて
- 戸建て性能向上フルリノベーションの流れ⑧ 内部仕上工事~完成へ←いまここ
- 戸建て性能向上フルリノベーションの流れ⑨ 完成とビフォーアフター
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