リノベーション工事の流れを追う!
おはようございます。
現在リノベーション工事中の現場は、いよいよ準備工事【仮住まい工事~解体工事】から木工事にはいりました。
ちなみに、リノベーション工事では、壁や天井や床下を開けた解体工事が終わる段階で、高い確率でトラブルがでてきます。。。
前回のスタッフブログで詳細にまとめましたので、よかったら是非見て言ってください_(._.)_
- 戸建て性能向上フルリノベーションの流れ 工事前準備について
- 戸建て性能向上フルリノベーションの流れ① 解体工事から木工事へ
- 戸建て性能向上フルリノベーションの流れ② 木工事に入る前の調整について←いまここ
- 戸建て性能向上フルリノベーションの流れ③ 木工事の床や壁下地と床断熱について
- 戸建て性能向上フルリノベーションの流れ④ 木工事と壁断熱吹付について
- 戸建て性能向上フルリノベーションの流れ⑤ 木工事と外負荷断熱施工について
- 戸建て性能向上フルリノベーションの流れ⑥ 木工事の床仕上げと外壁漆喰塗り
- 戸建て性能向上フルリノベーションの流れ⑦ 木工事完了と外壁仕上げについて
- 戸建て性能向上フルリノベーションの流れ⑧ 内部仕上工事~完成へ
- 戸建て性能向上フルリノベーションの流れ⑨ 完成とビフォーアフター
木工事は一番長い工程である、その最初にすること
リノベーション工事において、新築工事と違うところでもありますが、木工事の工程がとても長くなります。
そのかわり、仕上げの工程は比較的短くなる傾向が見えます。
ちなみに今回のお宅の規模を新築で建てると、
基礎工事一カ月~木工事一カ月半~仕上工事一カ月半
というような感じでしょうか。
今回のリノベーションでは、
準備、解体工事2週間~木工事3カ月~仕上一カ月
のような流れになります。
それでは、早速写真も交えてご説明していきます_(._.)_
床レベル 墨だし
はい、墨だしとはなんぞや、なにしてるかサッパリと思うと思います。
既にお家を建てた方でもなかなかこの作業中に立ち会うことなかったんじゃないでしょうか?
これは、最終的な床板の高さをどうするか調整しなければ、床の下地(土台等)を施工することができないので、その準備をしています。
すごく簡単にご説明すると、このレーザーの光は家中どこにいっても同じ高さに照射され、写真はこのレーザーがあたっている所に鉛筆でマークています。家中の柱の同じ高さにマークしていくわけですから、このマークからどれくらい下げるかで床の高さを調整するわけですね。
レベル調整(高さ修正)
下記の写真②、③はレーザーの位置から少し下に鉛筆の線がありますよね。
結論として、この2cm弱の差は長い年月をかけて床が下がっているということです。
この差が2cmというと中々ですね。。
ただ、他の箇所で4~5cm下がっているところも。。
ここまでだと、歩いているだけで斜めになっているのが十分わかります。
まあ、予め想定していますので工事としてはなんてことはないです。
このように、一つの部屋、基準になる部屋(敷居のある部屋、畳のある部屋)の高さ調整を行い、これに合わせ全部屋の高さを決めていきます。
家の高さ調整は一番↓から直す
では、レベルをだしてどれぐらいずれているかを出したわけですが、本題はこれをどのように直していくかです。
順を追っていきましょう。
まずはこの写真ですが、前述の柱の写真②、③の下部にある束石の写真です。
高さ調整はここから調整していきます!
写真は土台の下にジャッキを入れて、柱に書いた鉛筆の線がレーザーの線のところへ上がるまで調整しているわけです。
高さをぴったり合わせたら、束石と土台の隙間にかませ物(パッキン)をして沈まないように細工をして、各部合わせていきます(^^♪
大まかに説明させて頂きましたが、これが木工事の最初にすることです(^^♪
リノベーション 床下地の施工
床下地 大引施工
写真は大引という材料を土台と土台の間に架けていくところです。
専用の金物を土台に付けて大引をのっけていきます。
床下地 束石施工
大引の施工が完了したところから、束石(四角いコンクリート)を敷き鋼製束を立てていきます。
通常910mm間隔で施工していき、柱の付近など目視でも必要なところにはおいていきます。
これがかなりキツイ( ;∀;)
新築住宅であれば、通常床下は防湿コンクリートになっていますね。
ただ、今回はリノベーション、、床下は土の状態ですから、コンクリートと違い平でないわけです(泣)
つまり、平らにするために、スコップを持って土を掘りまくります(笑)
それが50か所ぐらいありました(^^♪
床下地 根太掛け
写真床下地組①にて大引を掛けおわり、根太を掛けているところです。
根太は通常、455mm間隔(1尺5寸)か303mm間隔(1尺)で組み込んでいくのですが、今回は303mm間隔で組み込んでいます。
当然間隔が短い303mm間隔の方がしっかりと強靭に床をささえてくれます。
次の工程は・・
今回の流れはここまで。
次から床断熱材の施工にはいります。
前述の根太の間に床断熱材がはいるわけです。
断熱材をいれおわったら、構造用床合板を施工していきます。
ここまでくると、普段みるような工事現場の状況になってきます_(._.)_
このスタッフブログでは、リノベーションの工程を順を追ってご説明していきます!
是非次の更新もお楽しみに(#^^#)
- 戸建て性能向上フルリノベーションの流れ 工事前準備について
- 戸建て性能向上フルリノベーションの流れ① 解体工事から木工事へ
- 戸建て性能向上フルリノベーションの流れ② 木工事に入る前の調整について←いまここ
- 戸建て性能向上フルリノベーションの流れ③ 木工事の床や壁下地と床断熱について
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- 戸建て性能向上フルリノベーションの流れ⑤ 木工事と外負荷断熱施工について
- 戸建て性能向上フルリノベーションの流れ⑥ 木工事の床仕上げと外壁漆喰塗り
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