住宅のリノベーションの種類│新潟でリノベーション

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リノベーションにも種類がある

リノベーションといっても手法は一つだけではありません。

そのため、みなさん情報の取得が難しくなっている現状があります。

ここではリノベーションを考えている方に向けて、簡単に手法を整理できるようにご説明していきます。

リノベーションの種類は大まかに4つ

結論としてリノベーションは種類が4つほどあります。

令和5年現在ではどこまで手を加えるリノベーションなのか?という区分けがされます。

この区分けを各社オリジナルネームをつけていますね。

それぞれなにができるかも一緒に見ていきましょう。

リノベーション種類

  1. 見た目重視!表面改装(フルリフォーム)★
  2. お家の内部を変えるリノベーション★★
  3. お家の内部をかえる+サッシを入れ替えるリノベーション★★★
  4. 内部も外部も変えるリノベーション★★★★

1→4に近づくほど費用や工事の規模感が大きくなりますが、できることも段階的に増えていきます。

簡潔にご説明していきます。

見た目の改装 (フルリフォーム)★

お家の見た目をよくするというのが主の目的の場合、リフォームという選択肢をとられるかたも多いですね。

つまり、クロスやタイルや床など部分を変える工事です。

厳密にはリノベーションというくくりではなくなってきますが、お家の中を一新する改装工事としてフルリフォームと呼ばれることも多いです。

間取りの変更や水廻りの新設などはしない事が多く、築浅なお家や状態の良い中古物件をご購入された方などからのご相談が多いケースになります。

目安としては2000年以降の建物における工事です。

この段階でできる主なポイント

内側の表面に対して全体的に改装できる

位置を変えずに水廻り設備の入れ替えができる

この段階ではできない主なポイント

間取りの変更

水廻り設備の新たな新設(大きさ変更等)

サッシ等の交換(この段階ではやらないケースが多い)

耐震性能の向上

断熱性能の向上

金額帯(2階建て建築面積30坪)

1200万~1800万

 

お家の内部をかえるリノベーション★★

これは内部を一新して構造躯体だけ残し、骨だけの状態にして中身から変える工事になってきます。

この段階で見た目の改装よりもできることが圧倒的に増えます。

築30年以上の旧耐震基準にひっかかるようなお家でのご相談が多いです。

つまり、構造物の柱や梁などを残し、それ以外を解体するのでスケルトンリフォームとも呼ばれています。

次に紹介しますが、サッシの交換しないリノベーションという事になりますが、このサッシの費用はかなりポイントになる金額帯ですので、時代にあったサッシが導入されているお家にも向いています。

この手法では外部に手を加えませんので、外壁や屋根の状態が比較的良いお家や、最近メンテナンスをされているようなお家では内部だけをやり直す事でコストの調整が図れます。

壁や天井やもちろん水廻りもすべて解体するので、間取りの変更ができるやり方になってきます。

さらに、お家の耐震補強や断熱材を入れ替える工事も可能になってきますので、お家の性能をあげて住環境を更新することができる手法になってきます。

この段階でできる主なポイント

フルリフォームのメリットに加えてできることが増えていきます。

【フルリフォームでのポイント】

内側の表面に対して全体的に改装できる

位置を変えずに水廻り設備の入れ替えができる

+

自由度の高い間取りの変更(階段含む)

水廻り設備の新たな新設(大きさ変更等)

耐震性能の向上

断熱性能の向上(お家の断熱材まで)

基礎の補強

この段階ではできない主なポイント

外部の修繕(屋根、外壁等)

→サッシ等の交換による断熱改修(この手法ではやらない)

金額帯(2階建て建築面積30坪)

1800万~2400万

見た目の改修よりも費用が上がっていきます。

その分できることが多いですね。

元々のお家がそこまで状態の悪いわけではないが、住環境の向上や大幅な間取り変更を行いたい場合にオススメです。

お家の内部をかえる+サッシを入れ替えるリノベーション★★★

断熱の改修を目的として結露の対策や住環境の向上を図る場合に、現状のお家のサッシが古いものであれば、サッシの交換は非常に大きなポイントになります。

そのためリノベーションの中でも、手法を分けて考えています。

ポイントはサッシを性能の良いものに高めると100万~250万程度の金額の上乗せになります。
これはサッシの金額+外壁を一部(又は全部)剥がす必要があるため金額帯が上がります。

この段階でできる主なポイント

【お家の内部をかえるリノベーション★★でのポイント】

+

サッシ入れ替えによる断熱改修で様々な対策ができる

→結露対策

→カビ対策

→断熱性能の大事な部分であるサッシ入れ替えができるので、住環境をより向上される

この段階ではできない主なポイント

*【お家の内部をかえるリノベーション★★でのポイント】と同じ

外部の修繕(屋根、外壁等)

金額帯(2階建て建築面積30坪)

2100万~2700万

【お家の内部をかえるリノベーション★★】+200~300万という金額帯です。

当然サッシをより良いものにするのであれば金額帯も上がりますが、おおよそこの金額帯になります。

内部も外部も変えるリノベーション★★★★

フルリノベーションともいわれる手法になる段階です。

内部はもちろん外部である屋根も塗装をしたり、外壁をやり替えたりとお家全体を一新させるリノベーションになります。

この手法では築年数が40年以上の痛みの激しいお家でご相談が多い手法になってきます。

さらに、この手法を選択される方は、いわゆる建替えや新築が法規制によりできない物件に住んでいる方も多いです。いわゆる再建築不可能だがお家の損傷が激しい場合に選択されます。

また、これまでの手法に比べると、最も間取りの自由変更や断熱・耐震性能の改修を向上させることができます。

この段階でできる主なポイント

【お家の内部をかえる+サッシを入れ替えるリノベーション★★★】

+

これまでの手法による対策を最大限行える

→外壁もやり直すため、サッシの位置変更ができるので、間取りの自由度が最も高い

→断熱改修においては、外壁の負荷断熱材などのアプローチもできるため、より高い断熱クラスを取得できる

→耐震改修においては、外壁面にも耐震面材を施工し、より高い耐震クラスを取得できる

この段階ではできない主なポイント

お家のお悩み事についてはほとんどカバーできる

ただし、他の手法でもそうですが、お家の外形(お家の大きさ)を変えるのであれば、床面積の変動により土地の制約にひっかかる場合がある。

金額帯(2階建て建築面積30坪)

2500万~3000万

【お家の内部をかえる+サッシを入れ替えるリノベーション★★★】+500万程度という金額帯です。

リノベーションの種類についてまとめ

ここまでリノベーションの手法をどこまでできるか?を考えて区分けしてきました。

今お住まいのお家にどの手法が必要なのか?を考えるために少しでもお役にたてれば幸いです。

ここまで見てきた通り、中々難しく理解するのには時間がかかります。

お時間の無い方や専門分野ではない方などでお家のお悩みがある方はぜひ当社へご連絡頂ければと思います。

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