住宅のランニングコストはバカにならない
住宅のランニングコストって家造りを進めるまえに営業さんから聞いたりしますよね?
メンテナンスコストがいくらかかるとか、電気代がいくらかかるとか、必ず聞いていると思います。
ただ、当然これから夢のマイホームが建つという状況で聞いても正直あまり耳に入ってこないのも事実。
それに、そこまで詳細に伝えているケースもあまり見かけません。
今回、実はお家のランニングコストって結構かかるんですよ、という事柄とその対処法をお伝えしていきます。
住宅のメンテナンスコストを知る
まずはこの画像の見てください。
結論を先に伝えていくと、こんな感じ。
画像の左の図は金融支援機構が出した資料の図なんですが、これを見ると築年数30年で約一千万円もかかるんですね。
当然諸々の条件下の中で工事をした場合の数字だと思いますが、
どうでしょうか?まともにやっていくとバカにできないと思います。
また、このあと話をしていきますが、画像に「400万多くかけて高性能住宅にしても、15年で元がとれる」をありますが、どういうことか説明していきます。
左図の上の欄に各工事項目が書いてありますね。
たとえば、外壁や屋根などは、デザインも重要ですが実は建てる前にメンテナンスを理解してどの材料を選ぶかも大事なんですね。
割と大きいポイントですが、早ければ10年以内にやってくる外壁の塗装や張替も、窯業系のサイディングを使うのか、はたまた漆喰の仕上げにするのかで、後々かかる金額は相当変わります。
この画像には含まれていませんが、電気代等の光熱費、医療費等もランニングコストとしてかかってくるわけですが、これも省エネルギー対策と快適な室内環境によって抑えられる項目なんですよね。
当然エアコンをガンガンに使う必要がなければその分機械の摩耗も減っていきますし電気代や燃料代も安い、室内の環境が整っていれば風邪などで体調を崩すこともありません。
諸々含めたランニングコストというものは、最初に理解しておくことも重要なんですね。
そして、それは数年後何百万単位で変わってくるので、最初にお金をかけても十数年で元がとれていくといことです。
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