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誰にこれからの人生を預けるかということ
2026年の今、どの工務店やリフォーム会社も「性能向上」や「高断熱」を謳うようになりました。
しかし、過去の解体現場で、不適切な工事による躯体の腐朽や、どう見ても基準を満たしていない補強の現状を見ると、本当の意味での「家の構造と性能」を更新できる会社は極めて稀です。
失敗を回避し、成功を確実にするための業者選びをお伝えします。
「表面の美しさ」と「構造の理論」を混同しない
多くの工務店やリフォーム会社、特に大手メーカーやデザイン系事務所は、「意匠(目に見えるデザイン)」の提案に長けています。
しかし、リノベーションの本質は、壁の裏側にある「構造の合理的な根拠」にあります。
キッチンや壁紙の話しばかりでなく、耐震評点やUA値、機密性能の具体的な根拠を話してくれる担当者を見極めることも大切です。
また、「新築並みに直します」という言葉も、具体的にどの箇所をどこまで引き上げることができるのかを「数値」という根拠で説明することができるのかも大切です。
フルリノベーションの必須条件
家族の命を守る絶対的な安全性
フルリノベーションの耐震補強は、対象となる建物の築年数で決まります。
なぜならその建物が建てられた時代の耐震基準によって、その建物の弱点が分かるからです。
その弱点を補強しつつ、どのレベルまで耐震性能を向上させるのかを検討することができます。
目安となるのは、国が推奨している評点1.0という指標、いわゆる現行の建築基準法と同等の耐力です。

その上で、この数字で十分なのかを含め、予算とすり合わせながら検討することが大切になります。
できれば、評点1.5以上で、国の基準でいう耐震等級3を目指したいところです。
家族の健康を守る快適性
建物の構造躯体(土台・梁・柱など)と必要な個所を残し解体するリノベーションだからできることが、本格的な断熱改修です。
建物が外と接する外壁や床下、屋根または天井にはしっかり断熱改修をすることをお勧めします。
なぜなら、経済産業省が発表している住宅の満足度調査で、引き渡し後2年程度の一戸建てに住む方々を対象としたアンケートで、後悔していることの1位が「暑さ」、2位が「寒さ」、3位が「結露」という結果が出ているからです。
この後悔していることの原因はすべて「断熱」にあるからです。

家を建てる際、施主の最大の関心は「価格」「間取り」「デザイン」にあります。
しかし、住んだ後に後悔しているのは「断熱」にかかわることが上位にきています。
これは、施主だけでなく施工会社側にも知識不足があるということも否めません。
世界的には、「HEAT20」という断熱の指針があります。
これに照らし合わせると、日本は先進国でありながら、諸外国と比較して断熱性能では圧倒的に遅れているという事実があります。

床・壁・天井/屋根の断熱だけでなく、サッシの断熱性能も合わせた断熱工事に詳しく、知識・経験値が豊富な施工会社へ相談することをおすすめします。
リノベーション成功への道
リノベーションとは、単なる家の修繕ではなく、家族の命と健康を守り、資産価値を再構築するということです。
価格の安さや、大手だから、有名だからということだけで施工会社を選ぶことは、家族の命と健康や、長く住み継ぐ住まいの耐久性を軽んじることにほかなりません。
数値という根拠と、経験値、それを積み上げてきた誠実さを併せ持ったパートナーを選ぶことこそが、リノベーションの成功への道の最短ルートというになるでしょう。

