無垢床材 価格

今回のお題は、「無垢床材 価格」についてです。

よく無垢の素材は価格が高いと言われるんですが、現実的にどうなのかということを検証してみましょう。

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新建材と無垢材 実際にはいくら違うのか

素材の価格だけではなく、施工費も合わせて、実際にいくらかかるのかを説明していきたいと思います。

下の表は、8帖ある廊下に、新しい床を上張りした場合の価格表です。

廊下8帖の上貼り価格表

例えば、和室と廊下に段差があって、それをバリアフリーにしたいという工事の場合です。

床板をカラーフロアなどの新建材にするのがいいのか、それとも無垢赤松節あり15㎜厚のものか、赤松節あり30㎜厚のがいいのか、それぞれを使用した場合の金額の違いを見てみましょう。

通常、畳の部屋と廊下では、一般的に30㎜の段差があります。

15㎜厚のカラーフロアの場合、まず何をするかというと、段差を埋めるために、下地に構造用合板を敷きます。

8帖分ですから、8枚の構造用合板が必要になります。

床材も、8帖ですから、4坪分必要です。

また、床と壁との取り合いのところに打つ巾木というものも必要です。

これらの費用と、それを施工するために大工さんの手間金物の費用も含めます。

あと、雑費・諸経費も合わせてみてみましょう。

そうすると、15㎜のカラーフロアを貼った場合、税抜きで133,000円かかることになります。

無垢赤松節あり15㎜厚を貼ると、下地の構造用合板・巾木・大工手間・雑費・諸経費を合わせると149,000円掛かります。

つまり、16,000円しか違わないということになります。

違いは、床の材料費だけで、1坪12,000のものが、1坪16,000円になるだけです。

8帖分も貼って、値段が16,000円しか違わないのであれば、出来上がりの良し悪しを考えると、この差額をかけるかかけないかによって、見た目が全然変わってきますので、私は無垢の素材をおすすめします。

更に、無垢赤松節あり30㎜厚の場合は、段差を埋めるための構造用合板が必要なくなりますので、下地代はかかりません。

ただし、材料費はやはり1坪20,000円と上がります。

その他の、巾木・大工手間・雑費・諸経費は変わりません。

つまり、カラーフロア15㎜厚と無垢赤松節あり30㎜を貼った場合は、8帖分で20,000円しか差額がないということです。

20,000円の違いであれば、無垢の素材を考えてみてもいいのではないでしょうか。

足触りが良いですし、室内の調湿効果があるという利点もあります。

また、部屋を暖めることで、無垢の床材が暖かさを蓄熱してくれますので、床暖房もいらなくなります。

このように、無垢床材にはたくさん利点がありますが、きちんとコストを計算してみると、総体金額には、びっくりするような差はないということです。