木の種類 集成材とレゾルシノール系接着剤

今回のお題は、「木の種類 集成材 レゾルシノール系接着剤」についてです。

結論から言いますと、レゾルシノール系接着剤の集成材は使ってはいけないということです。

なぜかというと、やはり含まれている成分がポイントになります。

レゾルシノール系接着剤、別名黒糊といいますが、これの良い点は接着能力が非常に高いというところです。

しっかりと乾燥していない木でも、レゾルシノール系接着剤で接着すると、しっかりと木と木が接着できます。

木の水分が残っていても剥離が起きにくいので、強度が均一に使えます。

ですので、構造計算がしやすくなります。

要は、設計者側には使いやすいという話です。

お客様のために良いかどうかというのとは別問題になるのかなと思います。

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レゾルシノール系接着剤とは

レゾルシノール系樹脂接着剤は木材の接着に広く用いられています。

一般的に、フェノール類とレゾルシノールとホルムアルデヒドの*共縮合体樹脂が主剤として用いられ、硬化剤としてはパラホルムアルデヒド、ヘキサメチレンテトラミン等が用いられています。

*二種以上の分子または同一分子内の二つ以上の部分が新しい部分を作る反応のこと

レゾルシノール系接着剤の集成材の欠点

欠点としては、レゾルシノール系接着剤の成分にホルムアルデヒドが含まれている場合があり、接着後もホルムアルデヒドを放散させて、シックハウス症候群の原因になったりします。

今はだんだん良くなって、このレゾルシノール系接着剤でもF☆☆☆☆のものも出てきてはいます。

ただし、少ない量のホルムアルデヒドの放散でも、たくさんの量を使えばそれなりの数字に上がります。

ですので、24時間換気が絶対条件になります。

こういうことも考えておいてほしいと思います。

この集成材の寿命は、接着剤の劣化に左右されます。

木の強度ではなくて、接着能力が落ちてくると、その材料の強度が無くなるということになります。

接着剤の寿命は50~80年といわれていますね。

一般的な無垢材の乾燥材ですと、200年かけて強度が上がって、その後1000年かけて強度が下がって、元の強度に戻ります。

つまり、建物を建てて1200年の間使い続けることができるというデータがあります。

そのために、無垢材で建てられたお寺や神社などの古い建物がずっと建っているわけです。

集成材はそういうものとは違ったものになりますので、使う際はしっかりと考えて頂きたいと思います。