シニアリノベーションについて

今回のお題は「シニアリノベ」についてです。

高年齢者リフォームともいいます。

よくいわれるのが、今の家を壊して小さい平屋の家にしようかとか、今の家をリノベーションしたほうがいいのかというところで悩んでいる方が結構いらっしゃいます。

これもお金の話がからんできますので、詳しくは「建替えと戸建リノベーションの価格」についての回を見て頂ければと思います。

このシニアリノベですが、人生100年時代と言われている昨今、快適な過ごし方を望んでいるシニア世代が非常に増えているわけです。

シニア層が、住み心地の良い家に住むという上で大事になってくるのが性能向上リノベーションです。性能向上リフォームともいいます。

一番はヒートショックのない家にすることがポイントです。

ご存じでしょうが、急激な温度差によって体に及ぼす影響のことです。ひどい場合には心筋梗塞や脳梗塞を引き起こします。

お風呂の脱衣室でショック死をしてしまう方が、今非常に多くなっています。全国で17,000人の方がヒートショックを起こしているという数字が発表されています。そのうちの約8割が高年齢者です。

この数字は、実は交通事故死亡者の約4倍ともいわれていて、今社会問題にもなっています。

ですので、家の中で温度差がないような家づくりをするということがポイントになります。

また、2階建ての家でも1階だけで過ごせるような間取りにして、日常的に階段を使わなくてもいいようにすることです。

あと減築といって大きい家をあえてコンパクトにすることも多くなりました。

例えば、建物の3分の1を削って残りの3分の2で生活ができるようにするということです。

この減築をすると何がいいかというと、メンテナンスがしやすくなります。

家は必ずメンテナンスが必要ですので、後々お金がかからないいようにすることができるわけです。

あと玄関の段差解消バリアフリー手摺りが考えられます。ただ、手摺りはやり過ぎないということも大事です。やり過ぎるとかえってつまづく原因になってしまったりするという話をよく聞きますので、よく考えて頂きたいと思います。

ドアや引き戸も開口部を広くしたり、水廻りもゆとりを持った設計にしていくのも大事です。

トイレも大きくしたり、お風呂も1坪ではなく1.25坪にします。何故かというと後々介護がしやすいからです。

二人で入って、一人が介護するという空間づくりができます。

このようなシニアリノベを何軒もやらせて頂きましたが、非常に増えています。

定年を迎えてからその後の余生を快適に過ごしたいということで、家づくりを考えている方が多いということです。

気を付けて頂きたいのが悪質リフォームです。朝日新聞によると悪質リフォームの77%が訪問販売の業者だそうです。

いきなり来て、リフォームしませんかなどという業者は信用しないで、しっかりと良い業者を選んで頂ければと思います。